2005年4月4日

ドイツでは、法王の死を悼んで、役所や企業で半旗が掲げられています。ビルトなど大衆紙は、一面に死せるヨハネ・パウロの大判の写真を載せています。高級紙フランクフルター・アルゲマイネ紙は、第一面に写真を載せないことを社の伝統にしていますが、今日は法王の写真を載せました。同紙で1面に写真が載ったのは、1990年10月3日にドイツが統一された日以来、15年ぶりのことです。さすが、CDUの機関紙的な存在である新聞であります。これに対し、ベルリンのテレビ局などはもっとさめた取り上げ方をしているようです。ドイツ人の反応については、原稿の中でご紹介します。